iDeCoでインデックスファンドとアクティブファンドどちらを選ぶべきか
iDeCoでインデックスファンドかアクティブファンドか迷っている人へ。長期積立における両者のコスト差・リターン差をデータで比較し、最適な選択肢を解説します。
インデックスファンドとは
インデックスファンドとは、日経225やS&P500など特定の株価指数に連動するよう設計された投資信託です。市場全体の動きをそのまま受け取るため、運用コスト(信託報酬)が極めて低いのが特徴です。eMAXIS Slimシリーズは信託報酬0.05〜0.15%程度が代表例です。
アクティブファンドとは
アクティブファンドとは、ファンドマネージャーが銘柄を選定し、市場平均を上回るリターンを目指す投資信託です。「選球眼」があれば高リターンも狙えますが、信託報酬が1〜2%と高めで、長期的にはインデックスを下回るケースが多いとされています。
長期積立でコスト差がどれだけ響くか
毎月2万円を30年間積み立て、年率5%のリターンを仮定した場合のシミュレーション:
- 信託報酬0.1%(インデックス):受取額 約1,632万円
- 信託報酬1.5%(アクティブ):受取額 約1,352万円
- 差額:約280万円(コストだけで30年間に膨らむ差)
同じリターン率でも、コストの違いだけで280万円の差が生まれます。アクティブファンドがこの差を埋めるだけの超過リターンを出し続けることは、統計的に難しいとされています。
iDeCoではインデックスファンドが基本
iDeCoは60歳まで引き出せない長期投資です。長期になるほどコストの複利効果が響くため、信託報酬が低いインデックスファンドが圧倒的に有利です。「面白みがない」と感じるかもしれませんが、iDeCoは増やすための器なので、まずはシンプルに低コストで全世界株式・S&P500インデックスを選ぶのがセオリーです。
アクティブファンドを選ぶべきケースは?
iDeCoでアクティブファンドが有効なケースはほぼありません。証券会社の商品ラインナップにアクティブファンドしかない場合、最も信託報酬が低いものを選ぶか、インデックスファンドが豊富なSBI証券・楽天証券への変更を検討しましょう。
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